後藤 二千夏さん(東海高校)
受講科目:数・物
センター試験後の結果は思った通り悲惨なものであった。同じ名古屋大学医学部医学科を受ける人で僕より低い人は見た事がなかったことにそれなりのあせりは感じていた。何しろ正確に自己採点したら770点を切っているかも知れないのだ。しかし、今まで受けた名大オープンの結果からみて、センター800点以上だった人達に、二次試験で負けることは無いだろうと思って名大医に出願した。そもそも僕にとって逆転できる余地は配点からみてそこしかなかったのだ。センター試験の翌日から試験前日までずっと自習室にこもって勉強していた。今まで扱ってきたSEAの教材(学校の教材で勉強することは結局一度もなかったが・・・)や過去問、それもかなり古い過去問などを解きまくった。そのぐらいやらないと逆転は不可能であることは分かっていたが、元旦に引いたおみくじの結果なども動機付けにしながらひたすら勉強した。3月9日、合格発表を見に行って僕の受験番号が載っていた時は妹や祖父と共に大喜びだった。